スポーツ外傷(運動中に起きた怪我)
同じスポーツを同じ量行っていても、オスグッド(膝の怪我)になる人もいればシンスプリント(ふくらはぎの内側の怪我)になる人もいます。
対して、全く怪我をしない人もいます。
この差は何でしょうか?
東京整骨院・施療院は、どうして怪我をしてしまったのか?
その答えを見つける「怪我の原因追究」に重きを置いています。
よって、ただ痛みを取るための治療を行うのではなく、原因を見つけてから治療を行い、再発防止の為に根治を目的として患者さんをサポートして参ります。
運動中によく起こるケガと対処法
・捻挫
関節の骨と骨を繋いでいる靭帯が損傷を受けたものが「捻挫」です。
Ⅰ度(軽度)、Ⅱ度(中度)、Ⅲ度(重度)に分類されます。 受傷してすぐには腫れがなくても、しばらくしてから腫れてくる事があります。
また、小さな骨折などが合併することがあるので「捻挫かな」と思ったらすぐの受診が肝心です。
・筋挫傷(肉離れ)
寒い季節や筋肉に柔軟性がないときに、急激な運動をして筋繊維が断裂してしまうものです。
痛みを伴うので、歩行困難になることもあります。
筋挫傷は、痛みがなくなっても損傷した組織をきちんと治さないと、また同じ部分で再受傷しやすくなります。
・シンスプリント
陸上競技やジャンプする競技などで起こる、下腿部の中央から下部の内側の痛みのことを「シンスプリント」といいます。
急激なトレーニングや足部の過回内、偏平足などが原因で疼痛が強い場合は運動の中止やアイシング、テーピングなどを行います。
・テニス肘
正式名称は「外側上顆炎(がいそくじょうかえん)」といい、手首の曲げ伸ばし、荷物を持つ、タオルを絞るといった動作で肘から前腕に痛みが走ります。
腕の力だけでボールを投げるたりボールを打つことで関節の負担が大きくなってしまうこと、加齢による筋力低下が考えられます。
・野球肩(腱板炎)
腱板炎とは、腱板(肩関節で上腕を保持する筋肉と腱)の断裂と腫れを伴う状態をいいます。
原因は、基本的にはオーバーユース(使い過ぎ)です。
野球選手などに多く、野球肩と一般に言われるものもこの腱板炎です。
その他、テニス、バレーボールなど、腕を頭より高く上げる動作を繰り返し行うスポーツでなりやすい特徴があります。
・オスグット病(成長痛)
ダッシュやジャンプの多い小中学生の男子に多く大腿四頭筋の過緊張により付着部である脛骨粗面が引っ張られて炎症を起こし、隆起するものです。
圧痛が著明で、運動前のストレッチや運動後のアイシングを指導します。
整骨医学とスポーツの怪我
身体の歪みが原因となってスポーツ障害の症状が出る場合があったり、逆にスポーツ障害の症状が出ている部分をかばって運動や日常生活を行なうことにより身体を歪ませてしまうことがあります。 痛みのある部分の治療はもちろんのこと、全身のバランスを整えることが必要ですし、痛みを出さないためにも身体のバランスを整えることは大切です。
予防と対処
スポーツを始める前には準備体操を入念に行うことが予防に繋がります。
また、受傷してしまった場合には「RICE」という応急処置を速やかに実施して、専門家に判断を仰ぎましょう。
☆スポーツの応急処置 「RICE」☆ ■R (Rest)・・・安静 ■I (Ice)・・・冷却 ■C (Compression)・・・圧迫 ■E (Elevation)・・・挙上 |
運動中にケガしてしまった、痛みを無くしてスポーツを楽しみたい。そんな方は当院にお気軽にお問い合わせください。
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